必要なものはIFTTTとBufferと……Gmail!?SNSの「送信予約」サービスとして有名なBufferを使って、キューに上げた記事をスケジュールを無視して即座にポストする方法をご紹介します。
ワードプレスには投稿記事など新しいページを作成したら自動的に自分のSNSにポストするような動作を実現できるプラグインがあります。
他のCMSを使う場合も似たような機能を持っている場合がありますが、そうした機能がない、または有料になっている等で使えない場合はIFTTTを使えば実現できます。
が、IFTTTにはGoogle+チャンネルがないため、「Google+に投稿する」レシピやアプレットを作ることはできません。
いやちょっと待った!できます、できるんです。ご紹介します。
この通りIFTTTのチャンネルにはGoogle+がありません。
そこでGoogle+へのシェア機能を持つBufferを使います。
でもIFTTTのBufferチャンネルは使いません。
使うのはGmailチャンネルです。
仕組みは次のようになっています。
まずはBufferにアカウントを作ってGoogle+を紐付けます。
Google+ページではなく投稿としてシェアする場合は「Profile」を選びます。
続いて右上の「My Account」から「Email Settings」を選びます。
「Buffer by Email」がON(Yep)になっていることを確認します。なってなければONにします。
説明のところにある「secret email address」というリンクをクリックします。
自分のアカウントに紐付いたシークレットアドレスが表示されるので、コピーします。
このメールアドレス宛にメールを送ると、その内容はBufferのキューに保存されます。
まずトリガーから作ります。
WordPressを選択。
選べる動作は2つです。
Any new postだと新規投稿を全て対象とします。
New post with tag or categoryだと特定のタグかカテゴリがついている投稿を対象とできます。
続いてアクションを作ります。
Gmailを選びます。
指定できる動作は1つ、「メールを送信する」だけです。
To address (required)に、先程コピーしたBufferのSecret Email Addressを入れます。
SubjectはPost Titleのままでもいいですが、任意で作れます。「新着投稿:」とかを付け足してもいいかもしれません。
ここが大事。
Bodyには {{PostUrl}} と @now を入力します。
Post TitleではなくURLのほうです。
@now と入れると「キューに乗せず即座に送信する」という命令をBuffer側に出せるようになります。<br>を入れる必要もあるようです。
他にも、Bufferに紐付けている特定のSNSにのみ送るなどいくつかのコマンドを使うことができます。これについては下記をご覧ください。
以上で完成です。
最終変更時間: 2024年4月5日 12:00 PM